入学式で思うこと

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4月、新しい年度の始まりです。

我が家でも、2人の子どもが大学、高校と新しい学び舎に通い始めました。大学の入学式に参加するのは初めてだったのですが、保護者等の参加は1人に限定されていたにもかかわらず参加者が多く、中継を見る方式の講堂に案内されてがっくり。逆に気楽に見ることができました(笑)大きくはない規模の公立だからこそ、地域の学校というアットホームさを感じるいい式でした。

高校の入学式も、一学年8クラスで、県立高校でも中規模といったところでしょうか。昨年、今年と卒業式、入学式に保護者として出席して思うことがあります。

コロナ禍で、式の時間短縮や参加者の制限などが行われてきました。その中の一つに、来賓の紹介があります。私は以前から、地域の中の学校、地域とともにある学校、という考えが大事だと考えています。雨の日も、暑い日も子どもたちの登下校を見守って頂く地域の方々がいます。学校評議員という方々が、学校運営に携わっておられます。様々な活動を通して、特別講師という形で関わる地域の方もいます。自治会の方々もいます。

コロナ禍前は、一人ひとり来賓の方の紹介と、一言がありました。保護者として、子ども達は色々な方に関わってもらってるなぁと、その方々への感謝を感じたものです。コロナ禍を経て、私の子どもが通っている小中学校では、この来賓の方々の紹介や一言が無くなり、ただ、式の間ずっと座っているだけとなってしまいました。ある年は、PTA会長がわざわざ、「いつもありがとうございます」と、来賓の方の方を向き挨拶をされている年もありましたが、地域の方への対応について、これでいいのだろうかと保護者としてなんだかもやもやとしています。学校毎に対応は違っているようです。

県立高校は、全ての学校がコミュニティスクール(学校運営協議会)を導入している為、式にも運営協議会の会長が参加され一言話されました。具体的にはどのような関わりがあるのか、地域との協働活動について注視していきたいと思います。

大和市のコミュニティスクールは現在3校で導入されていますが、今後具体的な地域との協働の内容について状況を把握していこうと思っています。

地域に、地域に開かれた学校となるよう、更には地域との協働を進める意味でも大和市のコミュニティスクールが推進されていくよう、今後も提案していきます。