アメリカをママの力で変えたビッグママ

12月14日、アメリカで遺伝子組み換え作物(以後GMO)反対運動の中心となり活動している、ゼン・ハニーカット氏の講演を聞きました。

3人のお子さんのアレルギー症状がGMOであることを突き止め、除去することで劇的に症状が改善したことを機に、全米のママにネットで呼びかけ、ネットワークを作り、GMO作物栽培の中止を求める運動を拡大している方です。

食べ物を選ぶ権利は母親にあるということを母親自身が自覚する必要があること、自分の身近な人から働きかけ、それが全米へ世界へと広がっていったこと、『誰かがやってくれる』のを待つのでなく、自分が動くこと、これらが大きな結果につながるということを聞きました。
母親たちの想いは国をも動かす。「どうせ私一人が言っても…」と二の足を踏んでいた私の気持ちを大きく揺さぶり、覚醒させてくれるゼンさんのお話でした。